先般、東京・千葉・埼玉などでも葬儀に関連したトラブルが新たに報告されました。
原因は報告書が発表された10年前と少しも変わっていません。
法外な葬儀費用の請求や、依頼していないサービスの勝手な追加などです。
究極は、葬儀社選びのコツにあります。
※中見出し1 公正取引委員会の「葬儀サービスの取引実態に関する調査報告書」。
今から10年以上も前になりますが、2005年7月に、公正取引委員会から葬儀社と利用者のトラブルに関する報告書が発表されました。
内容の詳細はネットに公表されていますので割愛しますが、東京、千葉、埼玉、神奈川などの首都圏に発生件数が多く、いわゆる副都心や地方都市といわれるエリアからも、同様の報告が上がっていました。
公取(こうとり)はその中の結論として、「葬儀社は利用者に対して明細や費用の説明をしなければならない」と促していますが、法的拘束力がない呼びかけだけに、実際にそれで効果が上がっているわけではありません。
※中見出し2 葬儀社の改善を待ってはいられない、究極は利用者の賢さにあり。
利用者が無知であることを利用して、高額な請求額を要求したり、勝手にサービス内容を追加したりする葬儀社は、10年経っても存在します。
しかしその反対に、見積もりや請求書の透明度・見える化で、改善を果たしている良心的な葬儀社もたくさんあります。
千葉県内の船橋、柏、松戸といったエリアを営業圏内とするセレモニー会社では、家族葬のような小さな葬儀の費用や内容についても、明細や但し書を添え、「追加費用一切なし」を有言実行しています。
葬儀社の改善ばかりを待っていられません。
要は葬儀社を見極める利用者の選択眼にあります。
※Pickupリンク⇒千葉県の葬儀について調べました
※まとめ見出し 「良心的な葬儀社を選ぶコツ」の1つは、見積書などの書面から読み取ることです。
良い葬儀社選びの目安となるのは、明細と金額の書式にあります。
営業マンの人柄ではなく、“書面になったものから読み取れる誠実さ”に、失敗しない選び方のコツがあるようです。
そして、素人にもわかりやすく説明してくれるか、追加料金についての注意事項があるか、実際の評判はどうかなども、葬儀社選びのポイントになります。
見抜くポイントをつかんでおきましょう。